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2011.05.20更新

クルマの地デジ化マニュアル

ついに2011年7月24日でアナログ放送は終了。(※1) アナログチューナーのカーナビではTVが見られなくなる。
カーナビお買い換え、地デジチューナー追加など、 予算に応じて地デジ化の対応策はいろいろ。
地上デジタル放送の基礎知識も合わせてご紹介しよう。

※1 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県は、地上デジタル放送への完全移行が最大1年延期されます。

 
クルマの地デジ化マニュアル 地デジチューナーカタログ
 

今までの「アナログ放送」と「地デジ」、ナニがどう違うの?

今までのアナログ放送は、1〜12chのVHF帯と13〜62chのUHF帯を使って送信されていた。ところが、携帯電話などの普及により、日本国内で使われる電波の枠がいっぱいになってしまった。そこで、電波の有効活用という意味合いもあって、TV放送のデジタル化が進められることになったのだ。
地デジの一番の魅力は、走行中でも受信状態が安定していること。アナログ放送のようなゴーストや画面の揺れがないのは感動的だ(走行中ドライバーはTV見ちゃいけませんよ!)。また、アナログ放送では、電波が弱くなって画像が乱れても音声だけは聞こえるということもあったが、デジタル放送は1か0かの世界。突然、画面が真っ暗になって音声も消える。ご家庭のデジタルTVの場合は受信状況が安定しているのでこんなことはないが、クルマが移動すると受信状況も変化する。人里離れた場所でTVが映らなくても、故障だ!と慌てないでほしい。
TV放送デジタル化のメリットは画質の改善だけではない。ニュースや天気予報などのデータ放送、番組表といった情報も提供される。さらに、双方向通信によって、視聴者が番組に参加したり、ドラマで俳優さんが着ていた服をテレビショッピングで購入することも可能となる。ただし、車載用は通信機能に対応していないことが多く、クルマでの双方向通信はまだ実現していない。

電子番組表で各局の番組をチェックできる。放送時間の変更もリアルタイムで対応。出先でも見たい番組を逃がさない。

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「ワンセグ」と「12セグ」、どっちを選べばいいの?

ひと言で言えば、画質の良さを求めるなら12セグ、受信エリアの広さを取るならワンセグ、となる。
地上デジタル放送では、各チャンネルごとに約6MHzの帯域を持っており、これを13セグメントに分けて利用している。一般放送用にはそのうちの12セグメントが割り当てられ、これをフルに使った12セグは、最も高画質なHD(ハイ・ディフィニション)映像となる。また、4セグメントずつに区切って使えばSD(スタンダード・ディフィニション)映像で同時に3つの異なる放送を送信することもできる。
残りの1セグメントを利用したTV放送が「ワンセグ」だ。主にモバイル用受信機で利用するTV放送である。ワンセグは、フレームレート(1秒間に表示されるコマ数)が15コマ/秒しかないために動きがカクカクしているし、映像ビットレート(1秒あたりに受信するデータ量)も12セグよりも低くなるため、画質も12セグよりかなり劣る。しかし、携帯電話などの小さな画面で見るぶんには画質も十分。送信する情報量が少ないため12セグよりも広いエリアで受信できるのも強みだ。
クルマで地デジ化するなら、オススメは、受信エリアの広いワンセグと高精細な12セグを自動切換できるフルセグチューナー。とくにVGAモニターのカーナビなら、地デジならではの美しい映像を楽しめる。後付けチューナーの価格がこなれてきたのうれしい。
逆に、カーナビのモニターがQVGAなら、ワンセグの画質で十分という考え方もある。実売価格1万円を切る製品もあるので、できるだけ費用を抑えたい人にもオススメだ。

高解像度の12セグに比べ、1セグはデータ量が少ないぶん広い範囲で受信できるのがメリット。移動体であるクルマ向きの放送ともいえる。

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今クルマに付いてるカーナビでも地デジは見られるの?

今使っているカーナビ側にAV入力端子があれば、後付けの地デジ用チューナーから出力した映像を見ることができる。カーナビとチューナーのメーカーが違っても、あるいは地デジ対応ではない世代のカーナビでも、このAV入力端子さえあればOKだ。
AV入力端子があるかどうかは、カーナビメーカーに確認するか、取り付けをお願いするショップに聞くのが得策。とくに、新車購入時に付けた純正ナビは、車両メーカー独自の仕様になっていることが多く、AV入力端子がオプション設定というものもある。市販ナビに比べ、純正ナビは地デジ標準化が遅れたので、高年式のクルマなのに地デジ対応していなかったりする。まずは、最寄りのディーラーかお客様相談窓口で聞いてみよう。対応するビデオ入力ハーネスがあれば、あとは後付けのチューナーを選ぶだけだ。
ただし、AV入力端子を使う場合は、映像がコンポジット入力(カラー映像信号は輝度信号と色信号から成るが、この2つを合成した信号のこと)となるため、画質面では明らかに不利。地デジが持つ画質の良さを発揮させるには、輝度信号や映像信号を別々に伝送できるRGB端子やD2端子以上と接続する必要があるのだ。
また、AV入力端子を使う場合は、チャンネル選択などの操作も少々不便になる。チューナー本体はシート下などに設置するから、インパネ周りにリモコンの受光部を設置する必要がある上、リモコンもナビとは別に用意しなければならない。
AV入力端子がない場合は、地デジチューナーからの映像・音声をモジュレーターでアナログTVの電波に変換し、アナログTVチューナーに送るという方法もある。
その一方、地デジ対応のカーナビと、同じメーカーの地デジチューナーという組み合わせなら、ナビのタッチパネルでチューナーのコントロールができたり、1つのリモコンでナビもチューナーも操作できたりと、使いやすさはAV入力の場合とは段違いだ。

外部入力がない純正ナビに、地デジチューナーやDVDプレーヤーを接続するビデオハーネス。購入前に必ず車種対応表を見て確認すること。写真はデータシステムのVHI series。

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後付け地デジチューナー選びのポイントは?

後付け地デジチューナーにはフルセグチューナーとワンセグチューナーがあることは説明したが、実は、同じフルセグでも仕様によって性能に差がある。
まず、「4チューナー×4アンテナ」と表記されているフルセグチューナー。これは、内部にチューナーを4つ搭載していて、それぞれにアンテナが接続されている。家庭用の地デジTVやレコーダーは、裏番組を録画するために複数のチューナーを搭載しているが、車載用は事情が違う。クルマは移動体なので、どの方向を向いていても電波をキャッチできるよう、4本のアンテナを装着しているのだ。
4本のアンテナでキャッチした信号の中から受信状況のいいものを選んだり、合成処理することで、走行中でも安定した受信性能を実現。より広いエリアで12セグ放送を楽しめる、最もハイスペックな車載チューナーだ。有名メーカーのものなら、工賃別の実勢価格で4〜6万円程度。絶えず変化する受信状況にどう対応するか?は各メーカーが独自の技術を開発している。画質にこだわるユーザー向けのチューナーだ。
「2チューナー×2アンテナ」と表記されているチューナーは、文字通り、チューナー2つにアンテナ2つ。スペックでは4×4チューナーに劣るが、使用するエリアによってはこれで十分というケースもある。こちらは工賃別で、実勢価格は2〜3万円とお手頃だ。
新旧モデルでも違いがある。1〜2世代前の4×4チューナーは、フロント2アンテナ+リア2アンテナだったが、今はフロント4アンテナが主流。リアアンテナだと、リアガラスまで配線をはわせる必要があるのに対し、フロント4アンテナなら施工が簡単、つまり工賃も安くなるというわけだ。
また、初期の地デジチューナーは、長距離移動する際、県境を越えるたびに番組が途切れてしまい、そのエリアで同じ番組を流している局を探さなければならないケースがあった。最新チューナーは、走行中、親局の電波が弱くなると、自動的に中継局、系列局を探し、切り替える機能を備えているので、後席の人はリアモニターで好きな番組を見ながら快適なドライブを楽しむことができる。
※走行中にドライバーがTV画面を注視することは法律で禁じられています。

クルマがビルの陰に入ったり、高速走行中など、受信状況が急に悪くなることがある。1部のデータが欠けていても、4つのチューナーの信号を合成することで、映像や音声の乱れを抑えることができる。2×2より4×4の方が、視聴できるエリアがより広くなる。

フロント2アンテナ、リア2アンテナは前後方向には強いが、横方向が弱い。フロント4アンテナは前後左右、どの方向の電波もキャッチできる。

親局から離れると、自動的に受信状態のいい中継局、系列局へ切換えるオート放送局サーチ。キー操作なしで、そのまま番組を見続けることができる。ロングドライブの時など便利。

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自分で地デジチューナーを取り付けたいんだけど・・・

アナログTVチューナー搭載の2DINナビに、外付けチューナーを取り付ける場合、工賃を節約するために、自分で取り付けたいという人も多いだろう。配線はアンテナ、映像・音声ケーブル、電源、リモコンくらいなので、難易度が特別高いわけではないが、いくつか注意しなければいけない点もある。
まず、カーナビの外部入力端子は画面の裏側にあるので、オーディオ周りのパネルやセンターコンソールを外さないと作業ができない。先端が薄いへら状の“内張りはがし”をパネルとパネルのすき間に入れてツメを浮かせて外すのだが、ツメの位置がわかっていないと誤ってツメを折ってしまうことも・・・。また、近年のクルマは、軽量化のため樹脂製のピンでパネルを固定している。場所によっては専用工具がないとうまく外せないこともある。
最大の難関がアンテナ線だ。アナログ用のアンテナは使えないので、地デジ用のアンテナを新設しなければならない。Aピラーとルーフパネルを外して、その内側にアンテナ線を通すのが理想だが、パネルを外すコツがわかっていないとハードルが高い。見栄えを気にしなければ、ピラーに沿って、ルーフとウインドーガラスの境目に沿って、アンテナ線を這わせても実用上は問題ない。
自分で取り付けたいなら、どこのパネルがどのように固定されているのか? どういう順番で外せばいいのか? くらいは事前に調べておこう。どんな工具が必要かもわかるはずだ。
ネット通販やオークションで安く手に入れたので、カーナビ本体の取り付けもDIYで・・・という強者も多くなった。けれども、カーナビ本体となると、車速センサーやACC電源、アース線など、各種配線の知識も必要になる。DIYでトラブったらメーカー保証は受けられなくなるので要注意だ。

内張りはがし(パネルはがし)はカー用品店で数百円〜。

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地デジ対応カーナビ、どれを選べばいいの?

今使っているのは何年も前のDVDナビで、地図更新も止まった・・・。こんなケースなら思い切ってカーナビを買い換えるのもアリだ。目的地検索ひとつ取っても、レスポンスの速さ、快適さにびっくりするはず。
今どきの2DINモデルは、地デジチューナー内蔵が当たり前。高画質にこだわる人は、4アンテナ×4チューナーとVGAモニターの組み合わせがオススメだ。例を挙げると、HDDナビならカロッツエリアの楽ナビ、ストラーダMクラス、クラリオンCRASVIA、アルパインX088あたり。X088は8型大画面に加え、画質の良さでも定評がある。
HDDナビは予算オーバーという人には、メモリー2DINながら、4アンテナ×4チューナーとVGAモニターを採用したモデル。アルパインのX05C、楽ナビLiteのAVIC-MRZ99、クラリオンNX710、ケンウッドMDV-727DTなどだ。ストラーダSクラスのCN-MW250DはQVGAモニターだが、4×4チューナーと高画質回路PEAKSプロセッサーを搭載し、ビエラ譲りの高画質を楽しめる。
予算をできるだけ抑えたい人には、ワンセグ搭載モデル。楽ナビLiteのAVIC-MRZ77、クラリオンNX110はVGAモニターを採用。地図画面が見やすくなるというメリットもある。イクリプスLiteのAVN110M、ケンウッドMDV-323はQVGAモニターだが、ワンセグの画質ならVGAでなくても問題はない。
もっと安く!という人にはPND。エアーナビ、イクリプスLiteのEP001、ストラーダ ポケット、サンヨー ゴリラ、ソニーnav-uなど、選択肢が多すぎて迷うほど。ゴリラはフルセグ搭載のモデルもある。ワンセグ内蔵のPNDは、クルマから持ち出してポータブルナビとしても使えるので便利だ。

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