お名前:さる 質問日時:2008/02/24
簡単な質問ですが、ワンセグ、12セグどちらが機能的ですか?
地上デジタル放送(地デジ)は従来のアナログ放送に代わるデジタルTV放送です。地デジと言えばやはり画質の良さが目を引きますが、番組表やデータ放送といったデジタル放送ならではの新機能も気になるところです。
地デジは1つのチャンネルごとに全部で13セグメントで区切られていて、このうち12セグメントが一般放送用、残りの1セグメントがモバイル端末用として用意されました。「12セグ」「ワンセグ」の呼び名はここから来ているんですね。ではこの両者、機能面ではどう違うのでしょうか?
まず画質ですが、これはセグメントを数多く使っている方が有利なので、12セグの方がワンセグよりも上となります。1秒あたりのコマ数も12セグは30コマで滑らかな動きを実現しているのに対し、ワンセグは15コマしかなく、動きが激しいスポーツ中継などではカクカクとした動きとなってしまいます。しかし、ワンセグは少ないデータで受信が可能となっているため、12セグよりも広いエリアで受信できるというメリットを備えています。
次は番組表やデータ放送についてです。12セグでは1週間先までの番組表、あるいは他局の内容まで見ることができますが、ワンセグでは今見ている局の10番組先までしか見ることができません。ワンセグは携帯電話などのモバイル端末で利用することを前提としていますので、小さな画面に表示する情報量としてはこれで十分というわけです。ワンセグチューナーを搭載し、ネット接続にも対応するカーナビは今のところ存在しませんから、車内での使用に限定すると12セグ受信の方が高機能ということになります。
また、突然の災害についての情報を提供する緊急警報放送については、12セグは対応機が既に発売されていますが、ワンセグは自動起動のシステムが開発されたばかり。今のところ、ワンセグでの緊急警報放送はネットでの配信が基本となっているようです。
また、ワンセグ放送は2007年度まで、つまり2008年3月までは12セグと同じ放送を行なうことを義務づけられていますが、2008年度以降(2008年4月以降)はその義務がなくなります。つまり、現在は12セグもワンセグも同じ放送が見ることができていますが、2008年4月以降は12セグとは違った内容が放送される可能性があるのです(NHKは2008年度以降も同じ番組を放送することを表明しています)。12セグとワンセグはそれぞれに特徴のある放送に変化していくことでしょう。