お名前:毒舌 質問日時:2008/07/23

トヨタ純正ナビNDDN-W57を使用しています。店頭でイクリプス製のAVN1106DmkII を操作したところ、画面や操作系がほとんど同じでした。トヨタ純正ナビの方は型番からして松下製品なのですが、なぜなのでしょうか。松下と富士通テンで何らかの提携をしているのでしょうか。

トヨタがディーラーで販売している純正オプションナビを開発しているのは、富士通テン、松下電器産業、アイシンAW、パイオニアの4社です。この中で、パイオニアを除く3社は、トヨタのメーカーオプションナビも供給しており、そのインターフェイスはいわゆる“トヨタ基準”で開発されています。また、地図データはトヨタマップマスター製で、富士通テン製も松下電器産業製も、基本的に同じデータベースを使用しています。つまり、富士通テンと松下電器産業が直接提携をしているのではなく、トヨタ製カーナビとして仕様を統一したため、その結果、ほぼ同じ内容となっているのです。
しかも、こうして開発されたカーナビの技術は、トヨタ純正ナビだけでなく、一般市販モデルや、他の自動車メーカー用カーナビにもしばしば転用されます。これがトヨタ製ナビと市販ナビがほぼ同じ内容になっている理由です。トヨタ用と違うバージョンを作るのは開発コストがかかるというナビメーカーの事情もあるのでしょうが、トヨタがナビメーカーに要求する地図の見易さや使いやすさが、トヨタブランド以外のナビでも採用されているということです。
ちなみにイクリプスでは、カーナビ用エンジンとしてアイシンAW製を使っていることが多いのですが、AVN1106DmkIIはデンソー製カーナビエンジンを使っています。デンソーもトヨタにカーナビを供給しているメーカーの1つです。ただ、現在は海外での展開のみで、国内では富士通テンでその技術が活かされている状況です。松下電機産業の市販ナビは、トヨタ製ナビをベースにした新「Fクラス」、800シリーズと、オリジナルで開発した旧Fクラス、700シリーズをラインナップしています。しかし、今後はトヨタ製ナビをベースとしたものに変更されていくものとみられます。