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華やかなデモカーの中で「カーナビLabo」が注目したのは、車載電装品を手掛けてきたオリヂナル工芸の『迷WAN』ナビ。画面を3.5型に抑えてメディアにフラッシュメモリーを使うことで、価格は5万円を下回る手軽さを実現。目的地検索は、住所や駅名、登録地点、ジャンル別、周辺情報、最近検索地点の6種類から選択でき、選んだ場所はそのまま目的地として設定できる。 ルート案内は車線ガイドを行なったり、交差点拡大図を表示。さらには高速道路ではJCTやICなどを案内するハイウェイモードを2分割画面で表示する。探索条件も高速優先・有料回避・一般道優先から選べるなど、成りは小さいけれども機能面での内容は従来のポータブル型カーナビとほとんど変わらないのだ。 また、このサイズでGPSアンテナの一体化やシガーソケットからの電源対応により、取り付けがしやすいのも魅力だ。旅行などに持ち出すにもこのコンパクトなボディは大きな魅力を感じる。地図データはゼンリンから供給を受けているが、メディアには512MBのSDメモリーカードを使用したため、全国地図を収録したとはいっても検索データの内容は今ひとつ。住所検索にしても、ほとんどが「丁目」ないし「番」、「大字」レベルまでしか絞り込めず、最近のDVDナビに慣れてしまうと、物足りなさは感じる。 最近になって急速に認知度を高めている携帯電話を使ったナビとの比較も気になる。携帯電話でのサービスは、サーバーから直接データをダウンロードするので目的地検索はかなり詳細に行えるのがメリット。しかし、画面の大きさやカーナビとしての操作感は本機の方が明らかに上だ。「おおよその場所までを案内してくれればいい」といった使い方が中心なら十分な機能を備えている。既に欧米ではこのスタイルのカーナビが完全に市民権を得ており、機能次第では日本でもヒットする可能性は十分にあると見ていいだろう。
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